金子哲雄さんが死去 死因は肺カルチノイド

流通ジャーナリストの金子哲雄(41)さんが２日午前、肺カルチノイドのため
都内自宅でなくなったというニュースが流れました。

金子さんは流通ジャーナリストで、テレビとかに多数出演していましたが、
自分の印象は「オタク系値切り屋さん」という感じでしたね。


ＮＨＫなどの番組では、物価上昇の仕組みなどを詳しくわかりやすく解説していましたので
流通ジャーナリストで間違いないと思います。

バラエティ情報番組の扱いがダメだったのでしょうね。
「詳しくわかりやすく」ではなくて、「面白おかしく」しようという演出が見え見えでしたから。
金子さんも仕事として割り切って出演していたのでしょう。

楽しんで出演している姿は、意外と地だったのかもしれませんけど。

最近テレビで姿を見ていないなと思ってはいましたが、
闘病していたとは考えも及びませんでした。


ところで、肺カルチノイドという耳慣れない病名が出てきましたが
その正体はいったいなんなのでしょうか。

カルチノイドとは平たく言えば「癌もどき」。
ほとんどは良性の腫瘍で、進行もゆっくりなのですが、
なかには、転移するものもあります。

腫瘍の組織もがんによく似た組織だそうです。

では、カルチノイドが引き起こす症状はどんなものがあるのでしょう。

腫瘍からは、痛みのもととなるヒスタミン、増えすぎると自律神経系や筋肉へ
悪影響を与えるカテコラミン（アドレナリンやドーパミン）やセロトニンなど、
これでもかと体調を悪くする物質がいろいろと分泌されます。

これら一連の症状をカルチノイド症候群といいます。

金子さんはそのカルチノイドにより死に至ったので
闘病生活は想像を絶する辛いものだったに違いありません。

ご冥福をお祈り致します。

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